サラギY's Blog

サラリーマン・ギタリストYが音楽、楽器、エフェクタや機材のこと、果ては日常の戯れ言をとりとめもなくつらつらと

500 Miles High / Chic Corea

この曲もライブでかなり良く演奏します。ジャズを知らない人にも受けがいいです。アメリカの評論家がChicの3大名作に挙げるのも、ジャズを普段聞かない皆様の反応を見ると頷けます。テーマの入りの合図的なフレーズとか、テーマのバックのベースパターンとかがいいんでしょうね。

 

このベースパターンはきっとStanley Clarkが考えついたんでしょうけど、結構スゴイと思います。このパターンのおかげで、サンバでもなく、ボサでもなく、月並みフュージョンとも一線を画す独特の曲の雰囲気が醸し出されます。

 

そして、曲の最後のB7+。Tenor奏者はみんなここに喰い付いて、ココぞとばかりに自分を表現しまくってって爽快な気分になれます。J Farrel、M Brecker、S Getz、GarretteもAltered Phraseの嵐を見舞ってくれて、ホントに気持ちいいです。