アンプの買い換え Roland Cube 80GX Guitar Amplifier
ライブ活動していると、時々あるのが、自前の機材持ち込みです。来月、とある港区のホールでライブをすることになりましたが、主催者の都合で楽器は自前のものを持ち込むようにとのこと。そこで、これを機に調子が悪かったアンプを買い換えることにしました。
今持っているアンプは、経年のためか、スイッチを入れてから30分位すると音が大きくなったり小さくなったりする現象が発生することがあります。しかし、不思議な事に発生しないこともある。これが買い替えを遅らせる要因となっていました。この手の不安定さは、今までの幾多の悶絶苦難の経験からして、結局はコンデンサーなど電子部品の老朽化に起因することが多いので、この機会にきっぱり新品に買い換えようと決心しました。
まずは、ざっと小型のアンプを物色してみて、下記のような候補群にたどり着きました:
Roland Cube 40GX
Roland Cube 80GX
Blackstar HT Club40
Fender USA HotROD Delux 40W
Peavey Envoy 110 40W
Peavey Bandit 112 80W
ZT Lunchbox 100W
早速、新宿の良く行く楽器屋で弾き比べてみると、音は良し悪しで、それぞれに個性があるのですが、ノイズの少なさの点でRolandが秀でていると感じました。自分はかなりクリーンな音での演奏割合がかなり高いので、RolandのGXか少しノイズの点では劣るが出音が気に入ったPeaveyのEnvoyに絞りました(Peavey Brandit112はサイズが大きすぎるので除外)。アメリカ人は電車で持ち歩くなんてことは想像だにしないでしょう。
①Envoy(40W) 492Wx 235Dx 432Hmm
②40GX (40W) 409W× 221D× 412Hmm
③80GX (80W) 440W× 275D× 440Hmm
Peavey ピーヴィー Envoy 110 ギターアンプ with TransTube Technology【並行輸入品】
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こうして見るとEnvoyは横幅がでかい。これをキャリアで運ぶと、回りの乗客への申し訳なさ度合いが半端なくキツイです。この時点で①のEnvoyは除外決定!
最後は40GXと80GXの比較です。80GXはやはり大きい。大きいのだが、一ランク上の30cmスピーカーはやはり音がいい。やはり音の違いを我慢して40GXを買うのはイヤだ。
因みに上記3機種の重量比較は下記の通り:
Envoy(40W) 11.13KG
40GX (40W) 9.4kg
80GX (80W) 16kg
小型アンプでは運搬性も結構重要な項目です。電車で持ち運んだことのある方ならすぐに理解してもらえると思いますが、ライブハウスは階段しかないところも多いので。ちなみに80GXのですが、重量よりも大きさがキャリアで持ち運べるまさに限界でしょう。16KGは、5KGの米袋3個分ですのでかなり重いのは事実です。たとえば、自分が毎日のように筋トレに使っているバーベルが片側10KGです。一般的には、人間が持ち運べる重量の目安はだいたい「体重x40%」で、女性はさらにその60%くらいだそうです。
ということですが、音の魅力には坑がうことができずに、結局80GXに決めました。40GXにはないLINE OUTも装備しているし。商品の到着は木曜日の予定です。
さて、次のライブのホールは208名収容の大きさです。以前、同じホールで現有のRoland社製アンプ(出力40W)で一度演奏したことがありますが、かなり非力な感じでしたのでしたので、80GXでの演奏が楽しみです。今回は駐車場を主催者がご提供いただけるとのことで、自家用車で運ぶので、電車運搬デビューはもう少し先になりそうです。